院長のあいさつ



医療法人社団 福原医院
院長 檜山桂子

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 この度、20年勤めて参りました広島大学を辞し、平成22年10月1日より、祖父 福原ャ、父 福原有光が築き育ててきました福原医院を継承いたしました。
 医療は、経験に基づく医療から、エビデンス(根拠)に基づく医療へと移りつつあります。そのゴールとも言えるのが、ゲノム情報に基づくオーダーメイド医療(個別化医療)です。ゲノムとは、ヒトの設計図にあたる遺伝情報一式です。一人ひとり微妙に異なるゲノムを持っており(一卵性双生児のみ、全く同じゲノムを持っています)、その違いが、病気のかかりやすさ、病気の経過、薬の効果・副作用などに影響します。しかしこれまでは、実際の病気の経過を見るまでそれを予測をすることができず、実際に薬を使ってみるまで効きやすい人と効きにくい人の区別も、副作用の出やすい人と出にくい人の区別もわかりませんでした。現在はまだごく一部ですが、ゲノム情報として遺伝子を調べることで、病気のかかりやすさや、薬の効果・副作用を予測することができ、その人に最適と思われる薬やその量を決めることが可能となってきつつあり、保険診療として認められた遺伝子診断もあります。これが個別化医療です。
 私は内科診療とともに、25年間この病気とゲノムの関係を専門に調べてきました。この経験を生かし、総合内科、リウマチ、呼吸器、アレルギー疾患を中心に、進歩しつつあるゲノム情報に基づく個別化医療もいち早く取り入れた「総合内科+専門医療」を実践してゆく所存です。
 生まれ育った地域ならではのネットワークや地域中核病院との連携を生かし、広島大学病院の専門医によるリウマチ・外科・小児外科専門外来も開設し、地域の皆様の健康をお守りしてゆきたいと思っております。  



福原医院について


福原医院での診療

診療時間
9:00〜12:30
15:00〜18:00
※木・土は午前のみ
休診日 日曜日・祝日
8月14-16日
12月29日午後-1月3日
電話 082-251-1092
FAX 082-251-9530